３月は

１月から怒涛の締め切りラッシュで、息切れすんぜんの時に震災のニュースをみて、足ががくがくしました。
漫画の締め切りとか追われてる場合じゃないやろ！と思いながらも、編集部は無事なわけで、とにかく漫画とニュースにくぎづけでした。

このたび震災にあわれた方、心よりお見舞い申しあげます。
今できることはとりあえず、募金しかないと思いました。
そして多分私の漫画なんて知らないだろうけど、どこかで出合ってもし読んでいただいてたら、と思い元気になれるような漫画を描きたいなと思う今日この頃です。

一人暮らしの身なのに、あまりにも防災に対して何の準備もしていないことを改めて感じ、せめて、懐中電灯くらいは、と思い１００均でみつけた懐中電灯は、開封した瞬間正露丸のにおいが部屋中にただよい、思わず、封をとじました・・・。
ものっそくさいんですけど！！
手にまでしみつくくらい、くさいんですけどー！！

実家に昔授業で作った手動電池のある懐中電灯があるので、今度持って帰ってこようと思いました･･･。


さて漫画のほう。気づけばデビューしてそろそろ２年も終わります。今までの成績は中の下くらいだろうなぁと自分的に感じてます。後からデビューした人が単行本だしたりとか、意味わからんくらい本誌に載ったりだとかまぁ色々と思うところはあるけど、結局は自分の力がないだけの話で・・・。これが不安定な世界といものなのかと、わりと保守的な自分はどこまで精神が持つのかも勝負なんだなと思いました。
それでも気づけば恐怖より漫画の話を考えてる自分がいることにも最近気づけました。
やっと作画が早くなってきて、ネームの段階ですごく悩める時間が増えたことも、苦しいけど漫画描くの好きだという気持ちを思い出せる要因でした。しかし締め切りに追われながらするネームの苦しさは半端じゃない・・・。とても中途半端だと思っても、締め切りに間に合わないと思われて担当さんにＯＫ出されたときは、本当に悔しくて悔しくてでも、本当にそれ以上やってたら間に合わないとか色々…。
そういうとき、もう漫画は仕事なんだなと痛感もしますが、やっぱり好きで…腹が立つくらい好きなんだとも思わされます。
どこまでいけるかも行くかも自分次第なので、とりあえず、この漫画を平穏に描ける今を大事にしながら、とにかく描いていきたいです。